第2回買付日記もインドからです!本当だったら2000年は日本でゆっくり迎えるはずがダイヤモンドの値段があがっており、なかなか思うように買付がすすまず、とうとうインドで迎える事になってしまいました。1月1日飛行機に乗る勇気がなかった事もありますが・・・・。
今回は本当に忙しく、ミレニアムパーティーと浮かれる暇もなく朝から晩まで買付の毎日でした。といっても、インドはお正月は関係ないですし、2000年だといってお祭りムードでもなく、皆淡々と2000年を迎えていたようです。インドの人たちは本当によく働きます。今回も、もちろん1月1日から仕事をしていましたし、土曜日、日曜日もバイヤーがいれば休みなくオフィスは開いています。夜だって何時まででも仕事に付き合ってくれます。という事で今回歯そんな彼らに登場してもらいましょう。
1ヶ月ぶりに会うサンディ。朝の光を受けて爽やかに仕事をする彼は実はマニュファクチャーの御曹司。インドのお金持ちは日本人のお金持ちとは桁が違う。こんなかわいい顔をして彼個人の資産はなんと??億!しかし全然そんな事を感じさせない素朴でおちゃめな良い人である。しかし、彼と一緒にカラオケにだけは行かない事にしている。かなりの音痴にもかかわらず1度マイクを握ったら離さないのだ・・・。
こんなに細かいダイヤモンドが山になっている時なんかはオフィスにいるアソーター(ダイヤモンドの選別人)に手伝ってもらう。どちらにしても最終チェックは全部自分でやらなければいけないのだが。彼等はサンディのような御曹司ではなく労働階級の人々である。カースト制度が色濃く残っているインドでは最初は戸惑う程、階級差がはっきりしている。私がこういった労働階級の人たちと仲良く同等に話してたり、彼等と一緒に食事をしたりすると注意をされる。身分相応に振る舞わなければならないという事らしい。私は差別主義には反対なので最初はかなり抵抗があったが、こちらがはっきりと自分がどこの身分に属するものだという事を示さないと彼等もどう対応をしてよいかわからなかったり、最悪の場合、同じ身分だと思われるとこちらのいう事を聞いてもらえなくなるという事が次第にわかってきた。皆、各々の身分をわきまえているのだ。言葉で説明するのは非常に難しいけれど、これは差別とはちょっと違うようだ。
さて、細かいダイヤモンドを山のようにみていると、たまにはこれぞダイヤモンド!といったものを目にしてみたくなる。第2回の買付日記の締めくくりは今回の買付での一番の大物、7ctのマーキースシェープのダイヤモンドです!ゆっくりご鑑賞下さい。
それでは、また次回♪